2人目を妊娠しながらの子育て

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二人目を妊娠しながらの子育ては非常に大変なことがたくさんあります。
その中で、私の体験を元に二人目を妊娠しながらの子育ての注意点や心の持ち方を綴らせて頂きます。

私には3人の息子がいまして、3人分のマタニティーライフを過ごしてきました。全てが初めてだった長男の時、2度目で少し余裕が出て来た次男の時、そして、まだまだ手の掛かる長男と次男がいる中での3男の妊娠・・・と、それぞれ違ったマタニティーライフがありました。

2人目の妊娠の時、まだ小さい長男とどのように過ごしていたのか、随分前の事になりますが、記憶を紐解いてみましょう。

2人目妊娠、その時長男は1歳1か月。まだまだ赤ちゃんとおんなじ

結婚した時、子供は2人と決めていました。出来れば女の子が2人欲しいと。性別は聞かずに産もうと思っていましたから、エコーにしっかりと写り込んでしまった時には、生まれたその瞬間に味わいたかった感動を取られてしまいましたね。

2人目の妊娠が分かった時、長男は1歳の誕生日を迎えたばかり。
1歳の子の特徴は以下になります。

・1歳児は、赤ちゃんとあまり変わらない
・ママのお腹に赤ちゃんがいると分かるのは、2歳近くになってから

1歳を過ぎると、少しずつ言葉を発したり、物の意味を覚え始めます。絵本を見ながら、食べ物や乗り物などに興味を示し「これは、○○って言うんだよ」と、教える事で、物には名前があるんだと認識して行くのでしょうね。

実際目の前にある物に対しては理解出来ても、想像するということはまだ難しい所があります。
我が家には犬がいて「ワンワンだよ」と教えると、すぐに「ワンワン!」と指を指して言うようになりました。でも「ママのお腹には赤ちゃんがいるんだよ」と伝えても・・・見えない物に対しては「・・・?」こんな反応ですね。
お腹が大きくなっていき、絵本などで赤ちゃんのイラストを見て、何となく「赤ちゃん」という物が、大きく膨らんだママのお腹の中にいるんだと理解して行ったのが、次男が生まれる直前の2歳になる少し前頃だったと思います。
そして、生まれた赤ちゃんを見てから、少しずつ『兄弟』というものを認識して行きます。

つわりの時期や、妊娠後期の疲れがある時などは、上の子とどう向き合うか

妊娠すると、体に様々な変化が起こります。私の場合長男の時にはつわりが酷く、突然意識を失うという事が度々起こり、6か月頃までつわりの症状が続きました。次男の時は割と楽に過ごす事が出来ましたが、夏の暑さなどは堪え・・・その時その時によって、こんなに違うものなんだと感じました。
2人目妊娠中の過ごし方では「息抜き」を意識することが重要です。

・出来るだけ上の子のサイクルに合わせて、上手に手抜き!
・家族の協力を得ながら、少しでも一人の時間を設ける

上の子がまだ小さいと、妊娠しながらの子育ては大変ですよね。妊娠初期にはつわりに、後期は赤ちゃんの成長と共に体が重くなって疲れやすかったり・・・。
私は仕事を持っていましたから、『仕事』『家事』そして1歳児の『育児』と結構ハードに過ごしていました。

仕事から帰宅後に食事を作る事も辛い時があります。そんな時は、休みの日にたくさん作って、冷凍しておいた物を使うようにしていました。
お腹の赤ちゃんや上の子の為にも、あまり出来あいの物は使いたくなかったので。

パパの協力が得られるなら洗い物やお洗濯など家事を手伝ってもらって、上の子に合わせて寝るなど、出来るだけ体を休めるようにしていました。家事も良い意味で手を抜いて、無理なく上の子と関わる事でママ自身の負担の軽減が出来ると思います。

仕事を持たないプレママさんは上の子と過ごす事が多くなり、それがストレスになってしまうこともあるかもしれません。もし、ご両親と同居している場合は上の子の面倒を見てもらいながら家事をしたり、気分転換にショッピングもおすすめします。
少しでも一人の時間・息抜き時間を設けて、心の安定に繋げましょう。

赤ちゃんが生まれる前に、上の子に片付けやご飯の食べ方などをマスターさせる

1歳児は色んな物に興味を持ち、吸収するようになります。
赤ちゃんが生まれたら、付きっきりで何かをしてあげるというのが難しくなりますから、今のうちに簡単なものから教えてみましょう。

・おもちゃの片付け
遊んだあとの片付けはママがした方が早いし、きれいになりますね。
でも、少しずつ出来るようになって欲しいもの。
上手に出来なくて途中で飽きてしまっても、褒めてあげながらちょっとずつ行わせてみましょう!

・ご飯を自分で食べる
離乳食の時期は、ママが食べさせてあげていたと思いますが、1歳を過ぎると自分で食べたがるようになった長男。スプーンを持たせて自分で食べさせてみる事にしました。
当然、上手く出来ませんから食べこぼしも凄かったです・・・。
何か良い方法はないかとベビー用品売り場を覗いた時、プラスチック製のエプロンを見付けて購入。
見事に食べこぼしをキャッチしてくれました!
こんな優れものがあるんだぁと感動し、長らくお世話になりました。
このように“優れた商品”を駆使することでも育児は大幅に変わります。

まとめ

次男がお腹にいる頃の長男との生活の様子を書いてみましたが、振り返ってみると当時は私もまだ若く一つ一つの事が手探りでしたね。
今になってみると『あの時、こんな風に子供と接してれば良かったのかな・・・』『まだ小さかった長男に、我慢させたり、無理させてたな・・・』そんな反省や後悔が出てきました。
でも、その時その時、子供にしてあげられる事をする。それで良いのではと思うのです。ママが無理してしまったら、辛くなるのは子供ですから・・・。

先輩ママさんから『いい加減は、加減がいいこと』こんな事を教わりました。何に対しても全力投球な私を心配して、こんな言葉を掛けてくれて。
全て完璧になんて出来ませんから、適度に力を抜いて、手も抜いて。
そんな風にして上のお子さんと良い関係を保ちながらマタニティーライフを楽しんで下さいね!

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